ウィンドボナ号2002年 2002年5月23日から26日にかけて、フロリツドルフの「出会いの家」でOVEBRIA2002は開催された。オーストリア郵趣研究連合(ABSV)が75周年を記念して運営したもので、オーストリアにおける(年に1度の)「切手の日」のメインイベントは、記念祭としても開催されたのである。 オープンクラスでは、もちろんのこと「フンデルトヴァッサー」にまつわる郵趣コレクションが出品された。この特別展示もやはり、「フンデルトヴァッサー友の会」の有志による共同制作であった。 フンデルトヴァッサー友の会・第3回大会 大会の行われたのは、1979年に建造されたのち、1996年にフンデルトヴァッサーのプランによって改装が行われたDDSG社のウィンドボナ号の船内であった。(広告冊子) 私たちは、14:00にシュヴェーデン広場を出発した。「フンデルトヴァッサー・クルーズ」を選んだのは言うまでも無いだろう。ウィーン温水供給公社 (FernwaermeWien)所有のシュピッテラウ・ゴミ焼却場(Heating plant)、フンデルトヴァッサーの手によるウィーン芸術ハウスの停泊施設のなどを横の通過した。17:35までの、このすばらしいクルーズのあいだ、心ゆくまでフンデルトヴァッサー郵趣に関する情報のやりとりをしていた。(写真) ここで、大会を記念するカシェ・スタンプが用意された。
カシェ・スタンプの船の全景は、DDSG社のインターネットで公開している船のイラストによっている。 興味深いのは、記念カバーにはウィンドボナ号の乗船印が押印されていることである。(イラスト)個人的にはウィンドボナ号の「通常のスタンプ」は、そぐわないように思われたため、何週間かのち、私はDDSG社に代案(イラスト)を提出した。だが、「このご提案は興味深く拝見させていただいたが、当面は変更の予定はなく、採用の場合には、こちらから再度連絡をとりたい」とのことであった。私は気が気ではない。 シュヴェーデン広場に定刻通り17:35に到着し、もう1度、ウィンドボナ号を前にしてお別れの写真を撮影した。(写真)
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© ハリー・ホフマイスター
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