フンデルトヴァッサーの駅・ユルツェン2003
第4回・フンデルトヴァッサー郵趣友の会大会 この大会は2003年9月26日から28日にかけて開催された。
フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサーのプランにより、老朽化したユルツェン駅は、1999年から2000年にかけてまったく独創的な姿とかたちの駅へと改装されたこともあり、ユルツェン はフンデルトヴァッサー郵趣の会が開催される絶好の場所となった。加えて、9月には、景勝地として知られるルネブルク・ハイデ(荒野)は、まさに花の満開の時期を迎え、ユルツェンへの旅行をより楽しいものにしてくれる。 下記の日程で行われた。 - 9月27日フンデルトヴァッサーの芸術活動を主題とするテーマ切手展開催 - 駅舎の見学会 - 「フンデルトヴァッサーを記念するパネル」の設営 制作会社:ノルド - 駅内の会議室で、大会参加者のあいだで情報交換が行われた。 - ユルツェン郵趣会による広告メータースタンプ「友の会大会」記念
- 芸術家ゲオルグ・リピンスキーによる「フンデルトヴァッサーと郵趣」(ファイルデザイン社製) の広告付きハガキが、台所設備のヴォルフガング・モーツェク商店(Wolfgang
Mocek, Esterholzer Str.36, 29535 Uelzen Germany)とユルツェン駅が広告主となって配布された。
なお、このハガキは注文することが出来る。日本から注文する場合は、国際返信切手券(IRC)2枚同封の上、下記のユルツェン在住のホフマン氏宛てに英文で照会すればよい。もちろん2枚とも現行の国際返信切手券にしてもよいが、氏は国際返信切手券の専門収集家でもあるため、1枚を現行の返信切手券にして、もう1枚を琉球や満州などの変わったものや古い国際返信切手券にすれば、きっと喜んでもらえるはず。 広告ハガキのお問い合わせ先 Verein
der Briefmarkenfreunde Uelzen e.V. (ユルツェン局私書箱1535号、郵便番号29505) この場を借りて、ホルスト・ホフマンにお礼の言葉を述べたい。氏の深い参与がなければ、大会の成功は到底なし得なかったであろう。 メータースタンプは、「ユルツェン郵趣会」と「ユルツェン市広報」のいずれかを選ぶことができた。
- アルゲマイネ新聞ユルツェン地方版の郷土記事欄「ハイデヴァンデラー」(2003年39号)にて、「消印のなかのフンデルトヴァッサー。記念印・機械印・メータースタンプ等の広告印のカタログ化」が行われた。
- カシェ・スタンプは、前回と同様のモチーフを使用している。
私たちは、駅内の「アルテ」レストランを訪れた。ハンブルクのオテンゼン・シティーカフェと同様に、この「アルテ」レストランもフンデルトヴァッサーのプランに基づき、ユール・ベックによって改修されている。 「アルテ」レストランとハンブルクのオテンゼン・シティーカフェを結ぶフンデルトヴァッサーのバス(アルタナティーフ・バス旅行社)がしばしば運行している。 フンデルトヴァッサーの駅は、まさに文化の薫り高いイベントの中心となった。 フンデルトヴァッサーのミュージカルが2004年6月30日に初演を迎えるのも、興をそそる。フンデルトヴァッサーのミュージカルは、脚本家ロルフ・レットベルクがフンデルトヴァッサーの足取りを題材化したもので、芸術家の人生をたどるかたちになっている。
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© ハリー・ホフマイスター
2003 |
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